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Cities: Skylinesの評価(レビュー)と攻略 モニュメントアンロックまでやってみて

ゲームレビュー

Cities: Skylinesは都市建設シミュレーターである。道路に沿ってエリアが設定されており、そこを、住宅区、商業区、産業区のいずれか1つを設定できる。すると、時間経過とともに家や商店、工場などの建物が勝手に建っていく。同じ街づくりゲームに、Banishedやトロピコ4がある。Banishedやトロピコ4では建設作業員がいて、作業員の割当たっていない建物は、建設が開始されないというゲーム設計になっているが、Cities: Skylinesはエリアを指定するだけで、勝手に建物が生えてくるのだ。Banishedでは建物を建てるために木材や石、鉄などを集める必要があったが、Cities: Skylinesはその作業は必要がない。エリアを設定しさえすれば、需要に従って勝手に建物が建つ。また、駅、道路、病院、公園などの特別な建物は金さえあれば建設指示を出した瞬間に建設が完了して建つ。大都市開発ゲームなら、Banishedのようにいちいち建築資材集めから始めるよりも、このような建設方法の方がスピード感があって良いだろう。私はSteamで遊んだが、このレビューを書いている時点ではSteam版しかないようだ。

住宅区、商業区、産業区は道路の脇にだけ設定できる。設定方法は1エリアごとに塗る方法、範囲選択して塗る方法、1マスずつ塗る方法、数マスまとめて塗る方法(太いペンで塗るイメージ)と4種類存在する。また、1度塗った箇所は区画を解除しない限り他の区画で上書きされることもない。このような区画設定のおかげで利便性が高い。

そして、特定のエリアに対して地区を設定することができる。地区の大きさや形は自由であり、地区の産業区で特定のものだけ生産するように設定することもできる。また、その地区だけに対して特定の条例を出すことも可能だ。効率を重視すると、どの地区も似たような条例ばかりになってしまうが、そこは市長となったプレイヤーの腕の見せ所だろう。

住宅区、商業区、産業区の需要は画面下部のバーを見ればわかるようになっているので中盤辺りまでは、需要のある区画を増やしていけばよい。学校・病院などの施設も同時に建てていくといいだろう。

Banishedやトロピコ4のキャンペーンモードでは、ときに時間経過はゲームオーバーに繋がる危険を生じる。しかし、Cities: Skylinesは序盤こそ金が貯まり難いこともあるが、ほとんどの場合、時間経過が危険に結びつくことはない。従って、じっくりと腰を据えて遊ぶことも可能だ。もちろん、時間経過を速くする機能もあるので、遊ぶスタイルにも幅がある。

そうしていくと、やがて渋滞が酷くなる。通勤に時間がかかれば、産業区での生産量は減るし、商業区での販売量も減る。トラックが渋滞に巻き込まれたり、貨物列車が渋滞で動かなくなれば、物流が滞り、区画の需要も下がる。放っておくと、住宅区、商業区、産業区の需要すべてがなくなってしまう。高速道路と鉄道(それとバスや地下鉄)はこの頃になると既に敷設していると思う。しかし、私の経験では高速道路1本と鉄道1本だけでは渋滞を解消できなかった。混んでいる箇所では複々線を作ったり、交差しない路線を作っておくといいかもしれない。それと、ゲームを進めると開発可能範囲を増やす(タイル購入)ことができるのだが、渋滞解消を考えるならどのタイルを購入するかも重要になってくるだろう。

このゲームには特別な建物がある。ユニーク施設とモニュメントだ。これらの建物を建てるには、それぞれ特定の条件を満たす必要がある。中には難しい条件の施設もあるので、さらなる刺激を欲するプレイヤーは果敢に挑戦してみてはいかがだろうか?

その他、ユーザーが作り出したModもたくさんあるので、スペックなどの動作環境に問題がなければ、ぜひとも試してみて欲しい。また、ダウンロードコンテンツ、"Cities: Skylines - After Dark"も販売されており、夜の街を楽しむにはもってこいの状態になっている。

Cities: Skylinesは都市建設シミュレーターである。初めて遊んだときは、住宅に電気や水が必要なことすら気づかなかったのに、やがて街づくりに慣れてくると、おもしろさがどんどん高まっていき、自由に街をつくれるようになったころにゲームが終わる。まだつくり足りない人はさらに続けたり、1からつくり直したりしてもよい。本当のことを言えば、1周目はやり方を学ぶためのチュートリアルなのかもしれず、2周目からが実際に街づくりを楽しむ時間なのかもしれない。自由な都市開発シミュレーターはこういうものだと嬉しくなるゲームである。